昨日の記事にも書いたとおり、小田急のロマンスカー7000形LSE車が7月10日をもって定期運用から退きます。その発表を知った私は、即、特急時刻表を調べて出かけました。
そう、5月29日はLSEが運転されていたのです。
まずは某所の線路ぎわ。
本当はもっと良いポイントに行きたかったのですが、時間の制約もあり妥協で選んだ場所。線路ぎわでカメラを構え、新宿方面へと走っていくLSEを撮影しました。
その後、スマートフォンで下り「はこね」の特急券を予約して新百合ヶ丘に向かいました。ここから小田原まで、LSEに乗車しようというわけ。実際に定期運用から撤退するスケジュールが発表された以上、今後は多かれ少なかれ「祭り」のような状況になるでしょう。平日、静かにLSEを楽しむラストチャンスは、まさに今だと思いました。
選んだのは11号車。後展望も空いていたのですが、ひとつ考えがあって、一般席を選びます。
3月に残り1編成になってから、はじめてLSEに乗りました。ある時期はホームウェイ号で週に1〜2回乗っていたことを考えると、だいぶ久しぶりな感じです。
「考え」とは、LSEならではの折りたたみ式テーブルを使ってみること。このあたりはまさに、昭和の特急電車という風情ですよね。はっきり言って、古臭くて、邪魔で、使いづらいですが。
ちなみに。デジタル一眼レフを持ってきましたが、結局ほとんどiPhone 8で撮りました。まぁ、駅や車内で撮るのはそれくらいでいいような気もします。
ときどきiPhoneで車窓を取りつつ、ゆっくり過ごして小田原までのショートトリップを楽しみました。
外観のデザインは、やはり素晴らしいですよね。
急な知らせを聞き(せめて7月末くらいまでは定期的に走るんじゃないかと、勝手に思い込んでいました)、急いで家を出て、LSEに乗って小田原に来てしまいましたが、やらなければならない仕事もあるので、このあと小田原駅近くの喫茶店をハシゴしつつ、原稿書きをすることになるのでした……。
これからLSEの惜別乗車で小田原方面に行かれる方は、時間があればぜひ小田原や箱根湯本を散策してみてください。
もちろん、もっと時間のある人は箱根を楽しみましょう。本稿執筆段階では、LSE充当列車は最新のGSEよりは予約が取りやすそうですよ。ただ、6月は2週連続でLSEが走らない週末があるので、気をつけてください。
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